やまぐも
山蜘蛛
国内
未確認生物
- どんな話か
- 天正年間の大雪の日、山蜘蛛に化かされた武将主従が桂の木の下で命を落とし、その木は恐れられるようになったという。
- 細部
- 天正の頃、ある大雪の日のことである。山中を行く武将の一行が山蜘蛛に化かされ、家だと思い込まされた桂の木の下に腰を落ち着けてしまった。ところがそこは実際には吹きさらしの野外にすぎず、暖を取ることもできないまま、多くの主従がそのまま凍え、命を落とす結果となった。以来、この桂の木は主従を欺いて凍死させた祟りの木として、土地の人々から長く恐れられるようになったという。
- 広まり方
- 1936年の『ひだびと』掲載、柴田袖水「高原の伝説」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県飛騨市
- 年代
- 安土桃山時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ