やまじょろう
山女郎
国内
未確認生物
- どんな話か
- 片川谷で猟師が出会った色白の美女は鏡越しに撃たれた山女郎とされ、髪に鉦をつけじゃらんと鳴らし人を喰うともいう。
- 細部
- つるぎ町に伝わる山女郎の話である。漆日浦の猟師が片川谷の奥地で、髪が長く雪よりも白い肌をした容姿端麗な女に出会った。ただものではないと感じた猟師は、鏡に映してねらいを定め、鉄砲を撃つとみごとに命中させた。この女は山女郎であろうと村人のあいだで噂されたという。また別の話では、山女郎は髪の毛に鉦のようなものをつけており、動くたびにじゃらんじゃらんと音を立てるとされる。人を喰らうこともあるといわれ、山中で出会うことを恐れられている存在である。
- 広まり方
- 1922年の『土の鈴』所収、後藤捷一「阿波一宇伝説」、および1987年の『四国民俗』所収、石崎敬子「一宇村の昔話と村話」に記録がある。
- 地域
- 徳島県つるぎ町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ