やまじょろう
ヤマジョロウ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山姥の別名で、子をさらう恐ろしさと豊作をもたらす福の両面を持つ老女の怪。
- 細部
- この土地では山姥をヤマジョロウとも呼ぶ。奥山に棲み、人の子を連れ去る恐ろしい老婆として語られる一方で、豊かな実りや幸運を運んでくる存在ともされ、畏れと恵みの両方を担っている。十二月には山姥の洗濯日という日があり、その日に里の者が洗濯をすると激しい風が吹き荒れ、洗濯をした家の子が連れ去られるという。雪オンバ、ユキンバといった呼び名も併せ持ち、冬の荒天と結び付けて語られている。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、佐々木正興「伊予の妖怪変化」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県愛南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ