やまいぬおおかみ
山犬狼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山犬狼にとって地面に横たわるものはすべて神が授けた獲物であり、道でつまずいて倒れても呪文を口にしなければ我が身が餌にされてしまうと恐れられていた。
- 細部
- 浜松に伝わる山犬狼という獣は、地面に伏している物を残らず神から授かった獲物とみなしているといわれる。山道で足を滑らせて倒れてしまった者は、とっさに『ワラジが解けた』という決まり文句を発しなければ、獲物と見誤られて襲われる危険があるとされた。武士が転んだ拍子に一匹の犬を斬り捨てたという由来を持つ犬天伯は、いま山住神社の祭神として祀られている。石につまずいた拍子の出来事だったと伝えられ、この呪文を知る古老は道でよろめくたびに口癖のようにこれを唱えるという。
- 広まり方
- 1983年の『日本の石仏』掲載、小倉俊治「山姥・天白・御社宮司」に記録された話。
- 地域
- 静岡県浜松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ