うわじまのやまいぬとみやげのくもつ
宇和島の山犬と土産の供物
国内
未確認生物
- どんな話か
- 弔いの帰り道で山犬に後をつけられ、持っていた土産を投げ与えると離れていったという吉田町の話。
- 細部
- 吉田町に伝わる。人の不幸を見舞った帰り、夜道を歩いていると山犬が背後にぴたりとついてきた。振り払うこともできずに困った末、手にしていた土産の品を後ろへ放り投げたところ、山犬はそれに群がって食べはじめ、そのあとは追ってこなくなったという。山犬は人を襲うというより執拗につきまとう存在として語られており、食べ物を差し出すことで縁を切るという対処の型がここにも現れている。
- 広まり方
- 1983年刊行の『愛媛県史』第五章第三節の二、佐々木正興による憑きもの・妖怪伝承の記述にある。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ