しらかわのやまいぬがさずけたせっこつひほう
白川の山犬が授けた接骨秘法
国内
未確認生物
- どんな話か
- 白川町の接骨医の先代が山犬の喉の骨を抜いてやると、後日門前に接骨の秘法を記した巻物が落ちていたという。
- 細部
- 白川町に伝わる話では、飛騨で接骨医を営んでいたある家の先代が、早朝に歯を磨いていたところ、口をしきりに動かしながら山犬が近づいてきたという。よく見てみると、その口には獣の骨が突き刺さっており、先代がこれを抜いてやると、山犬はたいそう喜んだ様子でどこかへ立ち去っていった。それから四、五日ほどが過ぎたころ、家の門前に一巻の巻物が落ちているのが見つかり、開いてみるとそこには接骨の秘法が記されていた。先代はこの秘法によって接骨医としての腕を上げ、店は大いに繁盛したといい、この巻物は助けてもらった山犬が恩返しとして届けたものだと伝えられている。
- 広まり方
- 1940年の『民間伝承』に掲載された林魁一「岐阜県蘇原村の伝説」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県白川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ