やまいぬ
山犬
国内
未確認生物
- どんな話か
- 長野峠では山犬による襲撃が相次ぎ、大声や牛の力で追い払われ、村人たちは山犬狩りに乗り出した。
- 細部
- 延岡市北川町の長野峠は、荷を運ぶ駄賃稼ぎたちが山犬、すなわち狼に襲われる場所として知られていた。ある農夫は大声を上げて走り逃げることでどうにか難を逃れ、別の者が襲われたときは連れていた牛が体を張って追い払った。さらに後日には荷を引く牛そのものが狙われたが、居合わせた人々が声を揃えて叫び、山犬を退けている。たび重なる被害を受けて、峠周辺の村人たちはついに山犬狩りを行うまでに至ったという。
- 広まり方
- 1992年の『宮崎県史 資料編 民俗1』所収、徳永孝一「旅と道」に記録がある。
- 地域
- 宮崎県延岡市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ