やまいぬとにゅうどう
山犬と入道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道でつけてきた山犬を追い払うには、家に着いたらまず塩を掴んで投げよという伝え。
- 細部
- 夜の道を行くと山犬に後をつけられることがあった。ようやく我が家へ入ろうとすると、戸口の前に大きな入道が立ちはだかっている。これを見上げた途端、山犬が喉元へ飛びかかってくるのだという。そこで家にたどり着いたらまず塩をひとつかみ手にして投げつけよと教えられた。そうすれば山犬は塩を舐めて帰っていく。送り狼の型に入道の出現を重ねたもので、家の敷居を越える直前が最も危ういとされている点が特徴である。
- 広まり方
- 1990年刊『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承の世間話、送りおおかみの項に載る。
- 地域
- 長野県南木曽町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ