じょうえつしのおやゆびをかむやまいぬよけ
上越市の親指を噛む山犬除け
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山犬は人を襲う際に親指を噛んで動けなくするといい、除けにはおにぎりを渡す、荷縄を切って投げるなどの対処法が伝わる。
- 細部
- 安塚区には、山犬への対処法にまつわる言い伝えが残っている。山犬は人を襲うとき、まず親指を噛んでその人の動きを封じてしまうのだという。そのため、山道を歩く際にはあらかじめ山犬除けとしておにぎりを別に用意しておき、山犬が姿を現したら「ご苦労」と声をかけながらそれを差し出すとよいとされる。また、荷を結ぶ縄を長めにしておき、山犬が現れたときにはその縄を切って投げ与えることでやり過ごす方法も伝えられている。人を襲う獣への実際的な対処の知恵として語り継がれてきた話である。
- 広まり方
- 『高志路』1986年、高橋郁子「山犬の話」に記録がある。
- 地域
- 新潟県上越市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ