いわきのやまいぬとやりのいちげき
いわきの山犬と槍の一撃
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山の神の使いとされる山犬に木の上まで追い詰められた男は、槍で刺して助かったと田人町で語られる。
- 細部
- 山犬は山の神の使いとされ、明治十六、七年ごろに三峰山のお札をもらって立てたところ、それ以来山犬が出なくなったという話が残る。また、この話を伝えた人の父親が山道を歩いていたところ山犬の群れに追われ、慌てて木へ登ったところ、山犬たちは互いに背に乗り重なって木の上まで届こうとしたため、槍で一番上の山犬を突き刺して命拾いをしたともいう。山犬は蓬一本の陰にでも隠れることができると語られている。
- 広まり方
- 1956年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による福島県石城郡田人村の調査記録に基づく。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 明治
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ