やまがに
山蟹
国内
未確認生物
- どんな話か
- 秋山の地にいるという蟹で、蛇を捕らえて食うと言い伝えられてきた。
- 細部
- 秋山と呼ばれる山あいの土地には、蛇を襲って食べてしまう蟹がいると語られてきた。蟹が蛇を捕る側に回るという逆転が話の核で、水辺の小さな生き物が本来なら恐ろしいはずの蛇を上回るところに、この土地の人々の関心が向けられている。実在の沢蟹への見聞が下敷きにあるとしても、語りの中では蛇の天敵という位置づけが強調され、山蟹という呼び名で一つの存在として扱われている。
- 広まり方
- 1961年の『西郊民俗』に掲載された田中新次郎の論考「蟹について」に記されている。
- 地域
- 長野県栄村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ