やまがみのかいい
山神の怪異
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 胆吹山から薬草と石を持ち帰った医師のもとへ、夜ごと石が飛んでくるようになった話。
- 細部
- 大津に住む医師が胆吹山へ分け入り、薬草とともに山中の石を持ち帰った。するとその晩から、毎夜のように石が飛んでくる出来事が続いたという。人に相談したところ、山を領する神がその石を手放すのを惜しんでいるのだと教えられた。そこで医師が持ち出した石と草をもとの山へ返しにいくと、怪しい出来事はぴたりとやんだ。山の産物を断りなく持ち出すことへの戒めが、飛来する石という形をとって語られている。
- 広まり方
- 1974年刊の『日本随筆大成』第二期にある百井塘雨『笈埃随筆』に載る。
- 地域
- 滋賀県大津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ