やまどり
山鳥
国内
未確認生物
- どんな話か
- 皆野町で鉄砲撃ちが雄の山鳥を撃つも羽を広げるだけで落ちず、五発目で大きくなり飛び去った。翌日岩の上に玉が五粒並べてあったという不思議な話。
- 細部
- 皆野町で猟をしていた鉄砲撃ちが、雄の山鳥を見つけて撃ったところ、「ばさあっ」と羽を広げるばかりで、弾が当たっても地面に落ちる様子がなかった。なおも撃ち続けて五発目を放ったとき、山鳥の体はにわかに大きくなり、羽を二度大きく打ち鳴らしたかと思うと、そのまま空へ飛び去ってしまった。猟師が不審に思い、翌日改めてその場所へ確かめに行ってみると、岩の上に丸い玉が五つ、きちんと並べて置かれていたという。弾を何発撃ち込んでも仕留められなかった山鳥にまつわる、不可思議な出来事として伝えられている。
- 広まり方
- 1976年刊行の『秩父民俗』所収、中田稀介「聞き書き七題」に記録されている。
- 地域
- 埼玉県皆野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ