まるもりのやまどりがひのたまにへんしん
丸森の山鳥が火の玉に変身
国内
未確認生物
- どんな話か
- 年老いた山鳥はやがて姿を変え、夜道に浮かぶ火の玉になると言い伝えられている。
- 細部
- 山鳥は年老いて長く生きたものになると、鳥としての体を離れて火の玉になるのだという。夜道でふと見かける正体不明の火の玉の由来を、身近な鳥の老いた姿に求める素朴な言い伝えである。特別な祟りや因縁は語られておらず、生き物が年を経ることで異形のものに転じるという考え方だけが、簡潔な一言として今に伝えられている。他の妖怪のような込み入った筋立てを伴わない分、山中で光る正体不明の火をどう捉えるかという、土地の人々の素朴な想像力がよく表れた言い伝えといえる。
- 広まり方
- 1963年刊『西郊民俗』所収、井之口章次「筆甫の話(二)―宮城県伊具郡―」に記録がある。
- 地域
- 宮城県丸森町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ