くりはらのなまくびがへんじたやまどり
栗原の生首が変じた山鳥
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜に生首が舞い込んでかますに入れておくと、朝には尾に十二節ある人を化かす山鳥に変わっていたという話が花山や栗駒に伝わる。
- 細部
花山では、ある夜に生首が戸の隙間から家の中へ飛び込んできたので、とっさにかますの中へ押し込んでおいたところ、朝になって中を見ると山鳥に変わっていたという話が伝わっている。尾に十二の節を持つ山鳥は人を化かすものとされている。栗駒でも似た話が伝わっている。炭焼小屋にいた男が、戸板を叩くような物音に気づいて隙間から様子をうかがうと、なんと生首が屋内へ舞い込み、そのまま小屋の内側をぐるりと回り始めたのだという。
男はとっさにその首をかますへ押し込んだが、あとからあとから同じように生首が入り込んでくるため、そのたびに次々とかますへ詰め込んでいった。翌朝になってかますの中を検めると、山鳥が何羽も入っていたのだという。
- 広まり方
- 1974年の『民俗採訪』宮城県栗原郡花山村の調査報告と、1976年の『季刊民話』所収、佐々木徳夫・小野和子「栗駒物語」に、あわせて2例が記録されている。
- 地域
- 宮城県栗原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ