やまちち
山父
国内
未確認生物
- どんな話か
- 焼いた石を投げつけようとして悟られた山父を、はじける青竹の音で追い払い、その竹がのぼり竿の役に立ったという。
- 細部
- 三豊市では、八幡様のお祭りの日に山へ入ったある男が、山父に出くわしたという話が伝わっている。男は焼いた石を山父の急所に投げつけて撃退しようと考えたが、その企みはすぐに山父に見抜かれてしまった。そこで男はとっさに青竹を火にくべると、竹は勢いよくはじける音を立て、驚いた山父はその隙に逃げていったという。男はこの青竹を里まで持ち帰ったところ、ちょうど若衆たちがのぼり竿の長さが合わずに困っていた場面に出くわす。試しにその青竹を合わせてみると、ぴったりと合ったのだという。窮地を救ったこの青竹は、八幡さんが男を助けるために切らせたものだったと結ばれている。
- 広まり方
- 1986年の『香川の民俗』所収、武田明「三豊郡昔話七話」に記録がある。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ