やまぶしのうらみ
山伏の恨み
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 関ヶ原の陣で右足を切られ食料を奪われた山伏が七代先までの恨みを残して死に、以来その武士の家系に代々足の障りが伝わったという祟り話。
- 細部
- 関ヶ原の合戦の陣中で、ある武士が山伏の右足を切り落として食料を奪い取った。山伏は死に際に「七代先までこの恨みを果たす」と言い残して息絶えたという。すると程なくしてその武士自身の右足が動かなくなってしまい、家督を跡継ぎに譲るとようやく治った。それ以来この家では、当主が家督を継ぐたびに足に障害が現れ、次の代へ譲ると治るということが繰り返されるようになったと伝わる。合戦での非道な行いが、代を超えて祟りとして続く話である。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第2期』所収、神谷養勇軒『新著聞集』に記録が残る。
- 地域
- 岐阜県関ケ原町
- 年代
- 安土桃山時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ