やまぶしのれい
山伏の霊
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 橋本の麹屋与右衛門が定宿の山伏を殺すと、娘が乱心して恨み言を口にし、麹屋は娘も手にかけたのち磔にされたという。
- 細部
- 京都橋本にあった麹屋与右衛門の家を定宿にしていた一人の山伏が、布施として銀子2枚を得たことを話しながら主人と酒を酌み交わしていた。すると主人はこの山伏を酔いつぶれさせ、刺し殺してしまう。ちょうどその頃、奉公先から戻っていた麹屋の娘が突然乱心し、殺された山伏の恨み言を口にし始めたという。恐れた麹屋はこの娘まで手にかけ、川へ流してしまった。しかしこの所業はのちに露見し、麹屋与右衛門は捕らえられて磔の刑に処せられたと伝えられている。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第二期』所収、神谷養勇軒『新著聞集』に記録がある。
- 地域
- 京都府八幡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ