やまびと
山人
国内
未確認生物
- どんな話か
- 昔、夏の夕食後に太平森の方から山人がやって来て、身長二メートル余りで胸まで髯を垂らし熊皮をまとっていたという目撃談。
- 細部
- 北秋田市に伝わる山人の目撃談である。今から二百三十年ほど前、ある夏の夕食を終えたころ、太平森の方角から足音を響かせながら山人が姿を現したという。その体格は二メートルを優に超えており、胸元まで届くほどの長い髯をたくわえ、熊の毛皮をまとった姿をしていた。人に危害を加えるようなことはなく、差し出した食べ物を食べたり、相撲をとって遊んだりもしたというが、誰かの悲鳴が響いたことに驚いて、そのまま山へ逃げ帰っていったと伝えられている。
- 広まり方
- 1986年の『秋田民俗』に掲載された佐々木辰郎「『山人』と『かくれ里』」に記された話である。
- 地域
- 秋田県北秋田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ