てててこけのやまばと
テテコケの山鳩
国内
未確認生物
- どんな話か
- 飢饉のとき弁当を魚にやってしまった子が父の餓死を知り、血を吐いて山鳩になったという由来話。
- 細部
- 凶作の年、子供が父の畑へ、麦を炒って臼で挽き、藁を混ぜた炒粉の弁当を届けることになる。しかし魚がそれを食べる様子を面白がり、弁当をすべて与えてしまう。畑に着くと父はすでに餓死しており、子供は驚きの声を上げて血を吐き、息絶えた。血の流れた場所から父の蕎麦が芽を出したため、その根は赤い。子供は山鳩となり、今も「テテコケ、アッパヘタ」と鳴く。八戸市の話として花部英雄が『昔話「研究と資料」』2001年に記録している。
- 広まり方
- 花部英雄が2001年の『昔話「研究と資料」』で、鳥にまつわる飢饉伝承の一例として紹介した。
- 地域
- 青森県八戸市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ