やくしさま
薬師様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 朝日町では薬師様が十月八日になると出雲へ薬の調合に出向き、翌年の四月八日に戻ってくると信じられていた。
- 細部
- 下新川郡朝日町に伝わる話である。薬師様という神仏は、毎年十月八日になると出雲まで出向いて薬の調合に加わり、翌年の四月八日になって初めてこの地へ戻ってくるとされていた。出雲に滞在する期間は半年にもおよび、その間この土地の薬師様は不在になると考えられていたのである。卯月八日、すなわち四月八日を薬師様が帰ってくる日として意識し、暮らしの節目とする年中行事の一つとして伝えられている。
- 広まり方
- 『富山県史 民俗編』1973年所収、漆間元三による第八章「卯月八日」の記述に見える。
- 地域
- 富山県朝日町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ