みよしのけっかいにあらわれたえききのろうじん
三次の結界に現れた疫鬼の老人
国内
未確認生物
- どんな話か
- 鳳源寺の結界に入ろうとした青白い顔の老人を押しとどめると姿を消し、以来この寺のある村だけ疫病を免れたという。
- 細部
- 備後国三次にある鳳源寺で、ある時、堂の内側に張られた結界を越えて中へ入ろうとする老人の姿が見とがめられた。青ざめた顔にひどくやせた体つき、髪は真っ白で、年齢は八十ほどと見受けられたという。とっさに寺の者が押しとどめると、その姿はかき消えてしまった。ちょうどそのころ近隣の村々には疫病が広がっていたが、不思議なことにこの寺のある村だけは病にかからずに済んだと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成』第二期に収める、百井塘雨の『笈埃随筆』に記録がある。
- 地域
- 広島県三次市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ