やまきたのやくじんとうらがえしげた
山北の厄神と裏返し下駄
国内
未確認生物
- どんな話か
- 一つ目小僧に下駄をひっくり返された家へ入り込むとされた、災厄をもたらす神。
- 細部
- 事八日の晩に訪れる一つ目小僧は、家々の戸口に置かれた履物へ手を出すと言われた。そのとき下駄を裏返しにされた家には、後から厄神が入り込んでくるのだという。つまり一つ目小僧そのものが災いを運ぶのではなく、目印を付けられた家が次の災厄の的になるという二段構えの理解である。だからこそ人々は履物を屋内へ取り込み、あるいは目籠を掲げて怪を寄せ付けまいとした。
- 広まり方
- 2002年の『民具マンスリー』所収、入江英弥による行事由来伝説「一つ目小僧と道祖神」の形成をめぐる論考に記録がある。
- 地域
- 神奈川県山北町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ