かわさきのやくじんのちゃぐすり
川崎の厄神の茶薬
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 厄神が授ける風邪の薬は茶の葉とされ、煎じて飲めば治ると言い伝えられた。
- 細部
- 川崎区の千蔵寺で営まれた厄神講にまつわる伝えで、この神が下す風邪の薬は茶の葉であるとされた。特別な薬草ではなく、どの家にもある茶をそのまま煎じて服むと快癒するという。災いをもたらす側の神が同時に治す手立ても示すという構えになっており、厄を祓う信仰が身近な民間療法と結び付いていた様子がうかがえる。講の場を通じてこうした知識が共有されていたと考えられる。
- 広まり方
- 1984年の『西郊民俗』所収、鈴木照美「千蔵寺の厄神講」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県川崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ