うえのはらのえきびょうきろくしょうきゃく
上野原の疫病記録焼却
国内
未確認生物
- どんな話か
- 各家の病を調べた疫病神の記録を、正月十六日に山の神がどんど焼きで燃やしてしまうという話。
- 細部
- 用竹の集落では、正月十六日を特別な日として扱う。この日までに、疫病神は各家をまわって誰がどんな病気を抱えているかを調べ上げ、その記録を山の神に預けるのだという。山の神はそれを受け取りに行くのだが、実際にはどんど焼きの火の中に持ち込んで燃やしてしまう。こうして病の記録がどこにあるか分からなくなるため、疫病神はもう家々に入り込むことができなくなるのだと説明されている。どんど焼きという年中行事に、病を焼き払うという意味づけが重ねられている点が興味深い。
- 広まり方
- 1962年の『大垣外の民俗 甲州上野原町調査報告』(東京学芸大学民俗学研究会)信仰の章に記録されている。
- 地域
- 山梨県上野原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ