やくびょうがみ
疫病神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 北橘町の旧家に伝わる文書には、屋敷に入った疫病神が非を認めて詫び、以後入らないと誓う証文が記されている。
- 細部
- 渋川市北橘町、狩野康男家に伝わる文書。「差上申一札之事」と題されたこの文書には、疫病神の詫び証文が記されている。屋敷に入り込んでしまった疫病神が、それは自分の心得違いによるものだったと非を認めて詫び、これから先は決してこの屋敷には立ち入らないと誓ったうえで、許しを請う内容になっているという。人間が疫病の神そのものに一筆を書かせるという発想は、疫神を交渉の相手として扱う民間信仰のありようをよく表している。
- 広まり方
- 1992年の『民具マンスリー』掲載、時枝務「疫神の詫び証文をめぐる二・三の問題」に、文書の原文とともに紹介されている。
- 地域
- 群馬県渋川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ