やこう
ヤコウ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 病気の妊婦に祈祷を行うとヤコウという狐の霊が憑いて跳ね回り、その後回復して賢い子が生まれたという。
- 細部
- 人吉市下永野町に伝わる話では、身重の女性が病に倒れたため、祈祷師の勧めに従って不動明王を祀ったが、症状はかえって重くなってしまった。改めて祈祷を受けさせたところ、病人は突然ピョンピョンと飛び跳ね、ヤコウと呼ばれる狐の仕草をまねるようになったという。このように狐を使役して病の正体を探る祈祷師はヤコ使いと呼ばれていた。やがて病人の容体は快方に向かい、無事に生まれた子どもは賢い子であったと伝えられている。
- 広まり方
- 1976年の『伝承文化』所収「熊本県人吉市調査報告」に記録がある。
- 地域
- 熊本県人吉市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ