いずみしのやこをくろやきにしてたべる
出水市のヤコを黒焼きにして食べる
国内
未確認生物
- どんな話か
- 登校中の子供らが出会った複数のヤコを黒焼きにして食べると憑かれずに済むといい、憑くと重病になり歯型が残るとも語られる。
- 細部
- 小学校への登校中、5、6匹のヤコに出くわした子どもが石を投げて一匹を仕留めた。大きさは5、6寸でイタチに似るが毛はもっと短く、持ち帰って黒焼きにし家族で食べるとヤコに憑かれずに済むという。捕らえられるのは位のないノヤコで、真のヤコは人の目には映らないとされる。ヤコは猫の子ほど小さく、人に取り憑くと重い病を患うが、易者に頼めば逃げていくとも語られた。相性のある相手には代々憑き、養いきれなくなると牛馬にまで乗り移り、仲の良い相手にも悪い相手にも憑くとされ、憑かれて死んだ者の体には歯型が残るという。
- 広まり方
- 1958年の『民間伝承』に掲載された大間知篤三「薩摩大川内村の内神その他」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県出水市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ