あまくさのやこつきとしずめのやしろ
天草の野狐憑きと鎮めの社
国内
未確認生物
- どんな話か
- 60戸ほどの集落でほとんどの家に野狐(ヤコ)が取り憑いて大騒動になり、鎮めるためオヤシロ様を祀ったという。
- 細部
- 60戸ほどの集落で、ほとんどの家に野狐(ヤコ)が取り憑くという騒動が起きた。ヤコは姿こそ見えないが小さな猫のようなものとされ、取り憑かれた者は挙動がおかしくなったり、うわ言のように口走ったり、病気がちになったりしたという。この騒ぎは数年にわたって続き、ついにはヤコを鎮めるためにオヤシロ様が祀られるまでになった。ヤコが憑くとされる家筋は忌避され、そうした家とは縁組をしないという習わしも別に語られている。
- 広まり方
- 『民間伝承』1951年掲載、直江広治「天草御所浦のヤコ騒動」、および『民俗学』1930年掲載、浜田隆一「肥後天草郡一丁田村採訪記(下)」に記録がある。
- 地域
- 熊本県天草市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ