やけどのまじない
やけどのまじない
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 加東市では、火傷をした際に「さるさわ池」から始まる歌を三度唱えれば、痛みも傷跡も残さず治るとされていた。
- 細部
- 加東市には、ヤケト、すなわち火傷を治すための呪文歌が伝わっている。「さるさわ池のないだけでやけとして」という文句から始まる歌があり、火傷を負った者がこれを三回唱えると効くとされた。唱えるだけで手当てをせずとも、痛みを感じることなく、傷が跡形もなく癒えると信じられていたという。同様の呪文歌は夜泣きや悪魔除けなど暮らしの中の様々な場面に用いられており、この地域で言葉の力に頼る風習が広く根付いていたことをうかがわせる一例である。
- 広まり方
- 1936年の『旅と伝説』所収、国井重三「播州加東郡市場村附近の呪文歌と呪ひ」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県加東市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ