やどし
ヤドシ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 高松市東植田町の台尾に住む大蛇ヤドシは尾が八つに裂けており、地主たちは一生に一度だけその姿を拝めたという。
- 細部
- 香川県高松市東植田町には、台尾と呼ばれる地区がある。この地名は、かつてそこに大きな蛇が棲んでいたことに由来するという。高松と東植田を結ぶバス道路沿いには大きな塚があり、椋の巨木が生い茂っていて、その根元にヤドシと呼ばれる蛇が住みついていた。ヤドシは普通の蛇と違って尾が八つに分かれて裂けているのが特徴で、付近に土地を持つ者たちであっても、その姿を目にできるのは一生のうちにただ一度きりだと言われていた。滅多に拝めないからこそ、ヤドシに出会えることは大変ありがたい出来事として受け止められていたという。
- 広まり方
- 1985年の『香川県史 民俗』所収、北條令子の記述(第二章第八節、地名の起こり)に記録がある。
- 地域
- 香川県高松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ