くれしのゆみきとうとやのきんき
呉市の弓祈祷と矢の禁忌
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 弓祈祷は女人禁制の祭で、境内へ立ち入った女性は祭の当日に矢が当たって命を落とすとされた。
- 細部
- 豊町に伝わる弓祈祷という祭にまつわる禁忌である。この祭は女人禁制とされ、祭の始まる数日前から当日の昼過ぎに至るまで、女性が境内へ足を踏み入れることは一切許されなかった。定められた期間のうちにもし女性が境内に入ってしまうようなことがあれば、祭の当日に矢が命中して命を落とすことになると恐れられていたという。境内という神聖な領域から女性を遠ざける決まりは各地の祭礼に見られるが、この祭では違反した場合の報いが、矢による死という具体的な形で語られている点に特徴がある。
- 広まり方
- 1967年の『あゆみ―愛媛の弓祭―』所収、藤知長武「沖友の弓祈祷」に記録されている。
- 地域
- 広島県呉市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ