わざわいをなすとち
禍をなす土地
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 天保の飢饉で死者を埋めたとされる難地に住むと不運が続き、病田を耕す者は病気になるという二つの凶地。
- 細部
- 新館町にはナンチと呼ばれる場所があり、そこに住みついたり所有したりした者の家には不運が続き、病気や死人が絶えず、家運までも傾いてしまうのだと言い伝えられている。天保の飢饉のときに亡くなった人々をまとめて埋葬した場所だとされ、その由来が禍の理由として語られている。また郡山にはヤマエーダと呼ばれる田があり、そこを耕作する者は必ず病気にかかってしまうのだという。埋葬地に由来する禍と、理由の分からない禍とが、いずれも近づいてはならない土地として同じように恐れられている。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の妖怪変化・幽霊の事例篇に、二か所の凶地が記録されている。
- 地域
- 宮城県白石市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ