わたりのかみ
渡の神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 走水の海で船を進ませなかった神を、弟橘比売命が身を投じて鎮めたという伝え。
- 細部
- 走水の海を越えようとした倭建命の一行は、この神が荒い波を起こして船を回らせるので前へ進めなくなった。そのとき妃の弟橘比売命が自ら海へ身を投げ、神の怒りを和らげたという。やがて波は静まり、船は無事に向こう岸へ渡ることができた。海峡や渡し場に祭りを求める神がいて、人身を差し出すことでようやく通行が許されるという型の話であり、船を止める神をめぐる各地の伝承の中に位置づけて語られている。
- 広まり方
- 1940年の『旅と伝説』に載る丸山角治「船咎めの神-人間に祭りを覔める神々の啓示-」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県横須賀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ