わらいおなご
笑い女子
国内
未確認生物
- どんな話か
- 僧都のある家の先祖が出会った女の怪で、鉤状の髪が戸を打ち抜いたと伝わる。
- 細部
- 僧都のある家では、先祖が笑い女に行き会ったという話が語り継がれている。追われた先祖は家まで逃げ帰って戸を立てたが、その女の髪は先が釣り針のように曲がっており、戸をぽんと打つとそこに穴が開いたという。笑うという特徴だけでは害の見えない怪だが、逃げる者を追い、戸越しに髪で攻めるという振る舞いは、同じ愛南町に伝わる濡れ女子の話とほぼ重なる。南予一帯で女の怪と鉤髪の結びつきが定型化していたことを示す例である。
- 広まり方
- 1957年の『女性と経験』所収、和田正洲「伊予の怪異談」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県愛南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ