わっぱたろ
ワッパタロ
国内
未確認生物
- どんな話か
- ワッパタロと呼ばれる河童は、十三夜から十五夜の間だけ山でセコとなり、月末近くにまた川へ戻るという。
- 細部
- 泉町では、河童のことをワッパタロとも呼びならわしている。言い伝えによれば、この河童は毎月決まった時期に山と川を行き来しているという。具体的には、旧暦の十三夜から満月にあたる十五夜にかけての数日間だけ山へ上り、そのあいだはセコと呼ばれる姿になって過ごす。そして月の下旬、二十五日ごろから二十八日ごろにかけて山を降り、もとの川へ戻って河童の姿に戻るとされる。月の満ち欠けに合わせて山の神格と川の神格を行き来する存在として語られている点が特徴的である。
- 広まり方
- 1985年の『季刊人類学』所収、奥野広隆「山にのぼる河童」に記録がある。
- 地域
- 熊本県八代市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ