わにゅうどう
輪入道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 牛車の車輪に入道の顔がついた姿で夜の京都に現れ、口に人の足をくわえているという妖怪。
- 細部
- 牛車の車輪に入道の顔が組み込まれ、夜の京都に現れて口に人の足をくわえる妖怪。1677年刊『諸国百物語』に記された京都・東洞院通の怪異「片輪車」が素材になり、鳥山石燕は安永8年(1779年)刊『今昔画図続百鬼』でこれを「輪入道」として描いた。石燕の図では燃える車輪の中心に男の顔があり、見た者の魂を抜く。戸口に「勝母之里」と記した札を貼れば近づかない。もとは同じ話だったが、男性形の輪入道と女性が車輪に乗る片輪車へ分かれ、1740年代までに別の妖怪として定着した。
- 広まり方
- 江戸期の怪談集から妖怪画集へと引き継がれ、京都の通りにまつわる怪異として定着した。
- 地域
- 京都府
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ