わにがふち
鰐ヶ渕
国内
未確認生物
- どんな話か
- 鰐が主の淵で三長者が毎日女中を出し赤飯を供えねば海が荒れたが、養留の女中の頼みで鰐は姿を消した。
- 細部
- 鮫島と鰐ヶ渕は、浜の沖合の海上にある。この淵の主とされているのは鰐であり、養留、高畠、太平楽という三人の長者の家から、毎日交代で女中を一人ずつ差し出し、赤飯を供えなければ海が荒れてしまうのだという。ある日、当番であった養留の女中は、鰐に向かって自分が人身御供になるからどこへなりとも立ち去ってほしいと頼み込み、そのまま身を投げてしまう。この出来事のあと、鰐はぱたりと姿を見せなくなったのだと伝えられている。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の伝説:水の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県石巻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ