わににへんじたわかしゅう
鰐に変じた若衆
国内
未確認生物
- どんな話か
- 娘のもとに通っていた若衆の正体が鰐で、宝刀を投げつけられて海へ逃げたといういわき久之浜の伝説。
- 細部
- いわき市久之浜町に伝わる話。あるお堂に老僧とその娘が暮らしていたが、いつからか一人の若衆が娘のもとへ通うようになった。訪ねてきた西行法師がその若衆を怪しく思い、薬師堂に伝わる宝刀を投げつけたところ、若衆はたちまち鰐の姿に変わって海へと逃げていった。娘は実はすでにこの世の者ではなかったことが分かる。それから10日ほど経ったころ、宝刀を呑み込んだままの鰐が海から引き揚げられたという。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究』所収、高萩清玄「福島県石城地方の鮫鰐伝説」に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ