わかのとく
和歌の徳
国内
未確認生物
- どんな話か
- 住吉へ行幸した際に姫松を詠んだ歌に応え住吉明神みずからが返歌を詠んで姿を現したとされ、和歌の力を示す話として伝わっている。
- 細部
- 大阪市住吉区の住吉にまつわる、和歌の力についての話である。和歌には天地の心を動かし、鬼神の心さえも感応させる徳が備わっているとされる。昔、ある人物が住吉へ行幸した折、住吉の岸に生い茂る姫松がどれほどの年月を経てきたのだろうかと偲ぶ歌を詠んだところ、その心が通じたものか、住吉明神みずからが姿を現し、瑞垣の久しい昔から睦まじく祝い続けてきたのだという趣旨の歌を返して詠んだのだという。人の詠んだ和歌に神が感応し、実際に姿を現すに至ったという、和歌の霊力を伝える話である。
- 広まり方
- 1974年の『日本随筆大成 第二期』に収められた林自光「雑説嚢話」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ