わかみやさん
ワカミヤサン
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 竹薮の祠に祀るワカミヤサンの機嫌が悪いと瘡が治らず、七軒から施しを受けて小豆飯を供えれば治るという。
- 細部
- 日野町では、ミコ神さんのことをワカミヤサンと呼び、家の裏手にある竹薮の中の小さな祠に祀っている。首から上に瘡(かさ)ができたり、患部から青みがかった汁が出たりして、なかなか治らないことがあると、それは「ワカミヤサンの機嫌が悪い」ためだと考えられていた。そうしたときには「七軒ホイト」と呼ばれる習わしを行う。近隣七軒の家をまわって米や小豆を分けてもらい受け、その小豆で飯を炊いてこの神に供えれば、瘡は治るとされた。この祠には家の者だけでなく、近所の人々も参るという。
- 広まり方
- 1978年の『岡山民俗』特集号所収、村松いづみ「ミコ神信仰の研究―西美作を中心として―」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県日野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ