わかみやじんじゃのつち
若宮神社の土
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 蘭の栽培に良いと請われて社の土を分けたところ、分けた本人の膝が痛み出したという。
- 細部
- 話者のもとへ、若宮神社の土は蘭を育てるのにたいそう良いから少し譲ってほしい、という頼みが持ち込まれた。わずかな量なら差し支えあるまいと考えて分けてやったところ、ほどなく自分の左の膝が痛みはじめたという。持ち去った側ではなく、許した側に障りが出ている点がこの話の要である。社地のものは草木一本、土ひとつまみに至るまで動かしてはならないという感覚が、身体の不調という形で確認されている。
- 広まり方
- 1991年の『常民』所収、中央大学民俗研究会の愛媛県南宇和郡城辺町調査報告書に見える。
- 地域
- 愛媛県愛南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ