わかみやじんじゃのき
若宮神社の木
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 集会場を建てるため伐られた三百年の並木で、伐採に関わった者が相次いで亡くなったという。
- 細部
- 若宮神社には樹齢三百年を超える並木があったが、集会場を建てるという理由で数年前に伐り倒されてしまった。すると伐採を指揮した棟梁はほどなく入院してそのまま亡くなり、作業にあたった樵たちもみな世を去ったと語られる。話者の同時代に起きた出来事として語られている点が、この伝えを生々しくしている。社地の土を分けただけで膝を病んだという同じ神社の話と並べると、若宮神社にまつわる禁忌が土地で強く意識されてきたことがわかる。
- 広まり方
- 1991年の『常民』に載る中央大学民俗研究会の愛媛県南宇和郡城辺町調査報告書に採録されている。
- 地域
- 愛媛県愛南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ