わかいむすめのなきがら
若い娘の亡骸
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 難破船で亡くなった若い娘の遺体を火葬中、話しながら棒で叩いた男の口へ、遺体から出た火が一直線に飛び込んだという話。
- 細部
- 難破した船に乗り合わせ命を落とした若い娘の遺体を火葬に付していたとき、居合わせた男が世間話をしながらその亡骸を棒でつつくという振る舞いに及んだ。すると突然、亡骸から火が立ちのぼり、まっすぐに男の口の中へと飛び込んでいったという。死者をぞんざいに扱ったことへの報いのように語り継がれ、急な最期を遂げた娘を弔う場で起きた出来事として、十島村に伝わる火葬にまつわる話の一つに数えられている。
- 広まり方
- 2000年の『南島研究』に掲載された倉井則雄「奄美は東南亜文化圏」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県十島村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ