うつくしいむすめ
美しい娘
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山中で美しい娘と一夜を過ごした巡査が、朝には木の株にしがみついていたという話。
- 細部
- 戦前のことである。ある巡査が山の中で美しい娘と出会い、朝までともに過ごした。ところが我に返ってみると、その相手は木の株で、巡査は必死になってそれに抱きついていたのだという。この土地では、自分は化かされないと自信を持っている者であっても油断はできないと語られてきた。取り締まる側の人間が化かされたという設定が、そうした戒めをいっそう際立たせている。相手の正体は明かされないまま、結末だけが繰り返し語られる形になっている。
- 広まり方
- 1986年の『民俗採訪』所収、国学院大学民俗学研究会による愛媛県喜多郡河辺村の報告に記録がある。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ