うたうふるねこ
うたう古猫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 年老いた飼い猫が面白い唄を聞かせる代わりに口止めしたが、老婆がつい家族に話してしまい数日後に亡くなったという話。
- 細部
- ある家で長らく飼われていた年老いた猫が、家の者が誰も居合わせないころを見計らって、飼い主の老婆にひとつ珍しい唄を歌って聞かせようと持ちかけた。ただし聞いたことは誰にも漏らさないようにと固く約束させたという。老婆は言われたとおりにするつもりでいたが、あまりに面白い唄だったためについ気を許し、帰ってきた家族にその話をしてしまった。すると老婆は、それからわずか二、三日のうちに亡くなってしまったと伝えられている。飼い猫が年を経て人語を操るようになるという言い伝えの一例として語られてきた話である。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の妖怪変化・幽霊の事例篇に記録がある。
- 地域
- 宮城県蔵王町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ