うたつのひにみそをつくること
卯・辰の日に味噌を作ること
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 禁じられた日に味噌を仕込んだ者が、山仕事の最中に落ちてきた岩に潰されて死んだという。
- 細部
- この土地では、卯の日と辰の日に味噌を仕込むことが固く避けられてきた。ところが昔、カツという名の者がその禁を破って味噌をつき、それを弁当のおかずに詰めて山へ働きに出た。仕事をしているところへ上から岩が落ちてきて、下敷きになって命を落としたと伝えられている。以来、その山はカツ山と呼ばれるのだという。日を選ばずに仕込めば身に災いが返るという戒めを、実際に起きた出来事として語り継いだ形の話である。
- 広まり方
- 1974年の『民俗採訪』に収められた滋賀県高島郡マキノ町旧剣熊村の記録(國學院大學民俗学研究会)による。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ