ひかりのしまをすくったうしおにたいじ
光の島を救った牛鬼退治
国内
未確認生物
- どんな話か
- 天文年間、島に現れた牛鬼を伊予から漂着した藤内図書と弓の名手が退治し、村を復興させたという伝説。
- 細部
- 光市の島にはこんな話が伝わる。天文年間のこと、牛鬼と呼ばれる怪物がこの島に出没して人々に危害を加えたため、住民は次々と島を離れてしまった。ちょうどそのころ、伊予出身の藤内図書という人物がこの島へ流れ着き、事情を尋ね知ると、島に住む弓の名手・城喜兵衛と手を組んで怪物を射殺した。二人の働きによってわずか三軒に減っていた民家が持ち直し、その後は少しずつ村が栄えていったという。字三浦の近くには、牛鬼が牙を研いだと伝えられる大岩が今も残り、退治のときにひと息入れた隣の浦は休場という地名で呼ばれている。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』所収、弘津史文「能登の引法水」に記録がある。
- 地域
- 山口県光市
- 年代
- 室町時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ