うしのときまいり
丑のときまいり
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 想う相手に七日続けて願を掛けると五寸釘が打たずに刺さるとされた、深夜の呪いの作法。
- 細部
- 惚れた相手がいるとき、丑の刻に七日続けて願を掛ける。そうすれば五寸釘は打たなくても独りでに刺さると言い伝えられていた。実際に試した者は、夜半零時に白木綿を一反引きずり、頭に蝋燭を二本立て、口には櫛をくわえて祈っていたという。すると出所の知れない声が、人くさい、ちょろくさい、と繰り返すのが聞こえてきた。いまいましい、という意味の言葉である。あたりを見回しても姿はどこにもなく、ただ恐ろしかったとだけ語られている。
- 広まり方
- 1970年刊の『余呉村の民俗―滋賀県伊香郡余呉村―』所収、東洋大学民俗研究会による七 信仰の章に記録がある。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ