すかがわのにじゅういちやうしまいり
須賀川の二十一夜丑参り
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 結婚拒否や呪殺を願う者が蟇目鹿島神社で21日間続けた丑の刻参りと、その作法を伝える。
- 細部
- 須賀川市に伝わる丑の刻参りは、結婚したくない相手がいるとき、離婚を望むとき、あるいは相手を呪い殺したいときに、蟇目鹿島神社で行われたという呪術である。これを21日にわたって毎晩続け、満願となる最後の夜に、神社の境内に立ついちょうの木へ親指で五寸釘をねじ込めるだけの気迫がこもっていれば、望みは成就すると信じられていた。参る際には髪を振り乱し、口にかみそりをくわえ、鏡を胸に抱き、手にはろうそくを持つという定まった姿があったという。また、参詣の途中で誰かと出会ってしまうと、その願いは決してかなわないとも伝えられている。
- 広まり方
- 1963年の『宇津峯山麓の民俗』所収、東京女子大学史学科の祈願と呪願の記録による。
- 地域
- 福島県須賀川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ